介護の記録 痴呆と思う前に

痴呆という大きな括りで片付けるべきでは
なかった。
老猫、老犬の夜鳴きやおしっこなどの検索で来られた方には、痴呆の症状と納得する前に、一度読んでいただきたいと思い記録に残します。

ここ1年半、
あーちゃんの痴呆の症状は進んでいた。
正確には、そう思い込んでいた。


この頃の悩みは、わんこ達のベッドでの排尿と夜鳴き。
腎臓の機能が落ちているので、水をよく飲んで良くおしっこをしていた。
そして、鳴き声あげた事がないあーちゃんが
夜中、大声で鳴くようになった。



日々の忙しさと、大きな声での夜鳴きによる寝不足。粗相の洗濯に加え、あーちゃんの慢性鼻炎の汚れとの戦い。そこに、大きな体のハニーの介護が重なり。
17.8歳になれば仕方がないと理解はしていたが
1年を超えた辺りから頭と心の折り合いを欠き、へトヘト状態だった。


獣医師に相談にも行った。
年齢的にも腎臓が弱っていること、
膀胱炎かもしれない(疑わしい範囲で菌は出ていなかった)
少し様子見で、なにか変化があったら受診と投薬を始めましょう。
大きな問題はなかった。血液検査も問題なかった。
『それよりも、よくある痴呆の悩みですよね』と言われた。
夜鳴きは軽いてんかんの薬で寝かす方法もあると教えてもらったが、それには
抵抗があった。

痴呆と言われた瞬間。
おしっこの量が増えた事も
トイレの回数の多さも、あちこちにトイレを粗相してしまう事も疑問に思わなくなっていた。
私の中で、この子は痴呆と確定したのだった。

トイレを綺麗に使っていた子なのだから
お漏らしをするのはおかしい。
体調がわるいのでは?と考えてあげるべきだった。
『また?』と怖い声で洗い場に走る姿を見せてはいけなかった。
叱りはしなくても
きっと、怒られちゃった。。。
あの子は、悲しい思いをしたに違いない。

普段と違う行動の陰には、病気がある事
肝に命じて老猫、老犬と接することを
頭で理解していても、実践できていなかった。
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僕はベッドが好きだったから
汚したくはなかったんだよ。ほんとだよ。


つづく

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by shop-sunday | 2017-07-10 09:17 | 介護と看取りの話 | Comments(0)