介護の記録5  最期の夜

私の妹も駆けつけ、交代で見守っていた
私の担当だった3時頃、
任務を忘れウトウトしていた
何かが体当たりした。

何?と振り返ると
いつものように私の横にあーちゃんがぴったりと寄り添っていた。

えっ?ここまで自力できたの?

そして、暫くすると電気スタンドの明りの方に向かい
身体を引きづりっていく。

ダメダメ、危ないと
介護マットに戻すと、お腹の少し上あたりが
大きくウネった。

妹は気配で起き、駆け寄った。

お腹のす~は~の呼吸が停止している。
苦しいよね。辛いよね。
数秒が数分、数時間にも感じた。
神様、さんちゃん、お願い!!!

見守る中、あーちゃんは旅立っていた。
子猫のようなくるくるした真っ黒でキラキラしたお目目で。
顔を上げると 時計は3時40分を指していた。

『あんなに体力なく、目を開けられない状態なのに
、ひなの散歩とハニーのトイレでお姉ちゃんが外へ出た時は
身体引きづり、階段の所まで後追いし、
大きな声で鳴いていたよ』
ポロポロ泣きながら、教えてくれた。

実家で折り合いがつかないからと
託されたあーちゃん。
元々は、妹の猫だもんね。
看取りができて良かった。
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息子の結婚式のお花の前で主役は僕じゃないの?

19歳。寂しいけれど充分生きた。




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by shop-sunday | 2017-07-10 10:29 | 介護と看取りの話 | Comments(0)